緑内障の治療方法

緑内障のタイプ

緑内障のタイプ緑内障は隅角の構造から閉塞隅角緑内障と開放隅角緑の2種類に分類出来ます。また、発症の誘因から3種類に分類する事も可能です。その他、眼圧による分類や、分類されないものなど多岐にわたりますので必ず眼科専門医に診断してもらって下さい。
基本的な治療は眼圧を下げる事ですが、それぞれの病状や症状の進行具合に合わせ治療を行います。

  a.開放隅角タイプ b.閉塞隅角タイプ
A.原発緑内障 他に原因となる病気がない場合のタイプ。緑内障の9割を占めます。
Aa.原発性開放隅角緑内障 Ab.原発性閉塞隅角緑内障
B.続発緑内障 怪我や何らかの疾患、薬剤の使用などが原因で発症するタイプ。
Ba.続発性開放隅角緑内障 Bb.続発性閉塞隅角緑内障
C.発達緑内障 生まれつき隅角の異常がある等、先天的な原因で発症するタイプ。
C.原発先天緑内障など

A.原発緑内障 -げんぱつりょくないしょう-

他に原因となる病気がない場合のタイプ。
緑内障全体のほとんどを占め、次の2つに分類されます。

Aa.開放隅角緑内障 -かいほうぐうかくりょくないしょう-
  • 原発性開放隅角緑内障

原発性開放隅角緑内障緑内障に一番多いタイプで、日本では9割近くを占めると言われています。 自覚症状に乏しく徐々に視野が減少する為、気付かず進行して行く事の多い病気です。
中でも正常眼圧緑内障は日本の緑内障患者で一番多く見られます。 眼圧が正常である為、三次元画像解析機器などを用いた精密な眼底検査を行わなければ早期発見が難しいとされています。

Ab.閉塞隅角緑内障 -へいそくぐうかくりょくないしょう-
  • 原発性閉塞隅角緑内障

原発性閉塞隅角緑内障急性原発閉塞隅角緑内障、慢性原発閉塞緑内障、プラトー虹彩緑内障に細分類されます。
慢性型は原発性開放隅角緑内障と同じように自覚症状がほとんど無く、進行に気付かない事も少なくありません。急性型は突然の眼痛・頭痛に襲われます。中年期以降の女性に多くみられ、ひどい場合には失明に至りますので迅速な眼圧降下処置が必要です。

B.続発緑内障 -げんぱつりょくないしょう-

怪我や何らかの疾患、薬剤の使用などが原因で発症するタイプ。

Ba.開放隅角緑内障 -かいほうぐうかくりょくないしょう-
  • 続発性開放隅角緑内障

落屑緑内障、ステロイド緑内障、外傷性緑内障、ぶどう膜炎緑内障など、多数のものに細分類されます。

Bb.閉塞隅角緑内障 -へいそくぐうかくりょくないしょう-
  • 続発性閉塞隅角緑内障

ぶどう膜炎続発緑内障、角膜移植後緑内障、小眼球症、悪性緑内障などに細分類されます。

C.発達緑内障 -はったつりょくないしょう-

房水の出口である隅角に先天性の障害があることで発症するタイプ。

原発性先天緑内障 -げんぱつせいせんてんりょくないしょう-

胎生期の発育過程において、隅角の発達異常などで房水の流出障害をきたした際に発症します。生後直後や幼児期に発症しますので自分の言葉で伝える事が出来ません。その為、周りの方が初期症状に気付いてあげる事が重要です。
また成人とは異なり、原発性先天緑内障の治療は手術が第一選択です。薬物治療は手術までの繋ぎや、手術後の補助的な治療として行います。

その他の先天緑内障

先天無虹彩症、未熟児網膜症、網膜芽細胞種などに細分類されます。

緑内障の治療法

緑内障は、眼圧を下げる事で進行を緩和したり止める事が可能な病気です。眼圧が正常値である「正常眼圧緑内障」でさえも、眼圧をさらに下げることで病気の進行を80%程度の確立で遅らせる事が出来たという報告もあります。しかし、どんなに手を尽くしても進行を止められない緑内障もあります。
視神経障害による視野喪失は、残念ながら回復することはありません。視神経への障害が軽い内に早期発見・早期治療を行う事が出来れば失明に至る危険性がずいぶん少なくなります。
治療法としては薬物療法・レーザー治療・手術がありますが、すべての緑内障に対して同じ治療効果が得られるものではありません。大切なのは緑内障のタイプやそれぞれの方に適した治療方針を決定して行く事であり、治療を継続する事にあります。

薬物療法

薬物療法緑内障治療の基本となるのが薬物療法で、点眼薬治療・内服薬治療・注射薬治療の3種類があります。
緑内障のタイプ・重症度・眼圧の高さなどに応じて処方します。点眼薬治療では、症例により複数の点眼薬を組み合わせる事もあります。点眼薬では効果が十分に得られない場合は内服薬を用いる事もあります。ただし、全身の副作用が強く出ることがあり内服できない場合もあります。
注射治療は応急処置のための緊急降圧用薬剤、または術前後投薬で普段は使用しません。

レーザー治療

レーザー治療急性緑内障の発作を起こした場合や、隅角検査で発作を起こす可能性が高いと診断された場合に行う治療です。
 房水の通り道を開けたり、通り道の流れを良くするといった治療になり、短時間で治療が完了します。入院の必要も無く外来で行います。

眼科専門医 医療法人社団 柴田眼科 TEL:0797-74-8777
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